グレートコマンダー
 1984年生まれ、牡、芦毛。父・グレートセイカン、母・タツノグレート(母父・グレートヘロン)。33戦17勝、2着10回、3着4回。主な勝ちクラ、金蹄賞(1989年)、朱鷺大賞典(1989年)、三条記念(1989年)。まだ交流レースが少ない時期だったため、重賞タイトルは地元のみだが、1988年の南部杯(当時は北日本交流)をグレートサーペンの2着と他地区進出の足掛かりを作った意義は大きい。また、33戦で4着以下がわずか2回と常にファンの期待を裏切らずに好走。その無類の安定性は県競馬を代表する名馬と呼ぶにふさわしいものといえる。